1レベル上のリフォーム

玄関の収納を増やしたい場合はどんなリフォームをすべき?

玄関の収納を増やしたい場合はどんなリフォームをすべき?

玄関にモノがあふれて困っている家庭もあるはずです。そうなると見栄えが悪くなるだけでなく、ニオイや汚れで衛生的にも好ましくありません。

また玄関は単なる出入り口や靴置き場ではなく、家の顔とも言うべきゾーンでもあります。普段から綺麗に整頓して清潔な状態を保ち、お客様がいつ来訪しても恥ずかしくない状態にしておくことが肝心です。


どうしても上手に収納できないケースもあることでしょう

とはいえ、家の規模や構造によって、どうしても上手に収納できないケースもあることでしょう。あるいは当初は上手く収納できていても、そのうち家族構成や生活スタイルが変わって、持ち物の数量や種類が増えていくと、結果的に収納が難しくなることもよくあります。

いずれにしても先述したように玄関は家の顔にもなる以上、そのようなケースに直面したら、できるだけ速やかにリフォームを検討すべきです。同時に玄関の収納リフォームを考える際のポイントも、あらかじめ理解しておくべきでしょう。

できるだけ具体的に想定する 特に大切なポイントになるのが、家族構成や生活スタイルも含めながら、玄関に置くべきモノの種類や大きさあるいは数量を、できるだけ具体的に想定することです。

玄関には靴だけでなく、傘やレインコートも保管しなければなりません。また普段からスポーツを愛好する家族なら、バットやテニスラケットあるいはサッカーボールといった、様々な用具類も仕舞う必要があります。さらにベビーカーや車椅子を使用する家族がいる場合には、それを一時的に駐車するスペースも求められます。

それぞれ大きさや形状そして数量も異なるので、それに見合った収納リフォームが必要になります。

例えば靴の数量が多いなら、シューズインクローゼットのような大容量の収納スペースを検討するとよいかもしれません。また汚れの目立つ掃除用具やスポーツ用具などを保管するためには、隙間のスペースに専用のロッカーを設置することも考えられます。

さらに日頃からベビーカーや車椅子を使用しているなら、お出かけや帰宅の際にスムーズな利用を可能にする、オープンスペースも確保しなければなりません。このように玄関の収納リフォームでは、家族構成や生活スタイルも含めて間取りを考え、そこから逆算して設計していくことが求められます。